※この記事は2021年5月26日時点での情報記事になります。
「おうち時間を活用して、自己研鑽をしたい」
「将来のキャリアに備えてスキルアップしたい」
スキルアップや転職を目指してプログラミング学習を始めようという方も増えているのではないでしょうか。
本記事では、スクールの選び方のコツ紹介、Phytonが学べるプログラミングスクールの徹底比較を行います!
プログラミング学習を検討している方はぜひご一読ください。
いま、Python市場が熱い!
プログラミング学習を始めようとするときに、まずぶつかる悩みが「どの言語を学べばいいのかな」ということかと思います。
悩んでいる方におすすめする言語は、需要が伸びていて、さらにスキル保持者の人材価値が高いPythonです。
まずはPythonの注目度について、TIOBE Indexで上位のプログラミング言語を年代別で見てみましょう。
TIOBE Indexとは、検索エンジンでの検索データに基づき算出される、プログラミング言語の人気の度合いを表す指標です。
2021年(最新版) | 2016年 | 2011年 | |
1位 | C言語 | Java | Java |
2位 | Java | C言語 | C言語 |
3位 | Python | C++ | C++ |
4位 | C++ | C# | PHP |
5位 | C# | Python | C# |
6位 | JavaScript | PHP | Python |
上記データから、JavaとC言語が長らく1、2位を競っている中、ここ5年間でPythonの注目度が上がっていることがわかります。
こうした注目度に加え、今、各企業でDXやAI導入推進の動きが加速し、Pythonエンジニアや、データサイエンティスト、AIアナリストといったPyrhonを扱える人材の需要が高まっています。
一方でPythonを扱えるエンジニアはまだまだ少なく、人材確保のため報酬が高い傾向にあります。これからプログラミングを学習しエンジニアを目指す方にとっては、今がPythonを学ぶチャンスなのです。以上がPythonをおすすめする理由です。
Pythonが学べるスクールの選び方
学ぶ言語が決まったら、どのスクールに通うべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
次に、スクールの選び方のポイントを5つをご紹介します。
1.自分の学びたいコース・講座があるか
最も重要なのは、自分の学びたいことが学べるコースや講座があるかです。Python講座があるかどうかはもちろん、Pythonの基礎を学ぶだけでいいのか、AIやディープラーニングなどについて詳しく知りたいのかなど、それぞれのニーズに合わせたコース・講座選びが重要になります。
コース名や講座名だけではなかなか判断がつきにくいので、無料相談などで質問して、講座の内容をしっかり確認しましょう。
2.予算
「プログラミングスクールは受講料が高いから……」と諦めてしまうのはまだ早いです。教育訓練給付制度を活用して学習できるスクールもあります。この制度は条件を満たすと受講料の最大70%が給付され、自己負担が大幅に少なくなります。対象の方はうまく活用したいですね!
3.講師やチューターのレベル
講師やチューターのレベルは学習に大きく影響します。エンジニア経験の有無、現役のエンジニアか否か、トレーニングを受けただけの講師であるかなどによって、講義内容に圧倒的な差が生じるだけでなく、質問に対する回答のレベルも変わってきます。
また、プログラミング言語は変化が早いのが特徴です。Pythonは今人気の言語である反面、新しいトレンドやライブラリ・フレームワークなどが次々と誕生してきています。そうした変化を現場で感じている現役エンジニアに指導してもらえると、学んだことをいずれ実務で活かす際にも大きなアドバンテージになります。
4.学習サポートがあるか
分からない点があればすぐに問い合わせできる、チャットサポートなどがあるかどうかも重要なポイントです。
プログラミング学習はなかなかスムーズには進みません。学習が進んでいくうちに、エラーの連発やプログラムがうまく動かないなど、つまずく場面が出てきます。そうした際に、すぐに質問できる相手がいるかどうかで学習スピードに大きな差が出ます。サポートの有無や対応してもらえる回数、対応時間まで確認しておくとよいでしょう。
5.就職・転職サポートがあるか
新しい事を学ぶことで転職や就職に期待している人も多いのではないでしょうか。または、転職のために学ぶという方も少なくないと思います。Pythonを覚えるだけでなく、実際にPythonを使った仕事に就くことが前提の方は「就職・転職サポート」の有無の確認も必要です。
就職・転職サポートと言ってもスクールによって差があり、キャリアプランの相談に乗ってくれるところから、専門のキャリアアドバイザーが就職・転職先の企業を紹介してくれるところまで、さまざまです。ホームページには詳細に載っていないケースも多いので、無料相談が受けられる場合は、その際に質問してみることをおすすめします。
Pythonが学べるスクール比較
それでは、ご紹介した比較ポイントを見ながら実際にスクールを比較していきましょう。今回は、コロナ禍でも安心して学べるオンラインスクールに焦点を当てました。
Aidemy Premium Plan
コース | Aidemy Premium Plan |
金額 | 528,000円~(分割 14,666円~/月) |
教育訓練給付制度 | あり ※制度適用で 158,440円~ |
学習サポート | チャットサポート、オンラインカウンセリング、コードレビュー、成果物添削 |
就職・転職サポート | あり |
Aidemy Premium PlanはPhyton特化型のオンラインプログラミングスクールです。Pythonのみならず、AIや機械学習も学べます。独自のeラーニングシステムを使用しており、環境構築不要でスムーズにPythonの学習が可能です。
学習にまつわる様々な不安を解消してくれるチューターサポートがあり、技術に関する質問や転職相談などに対応しています。受講期間内であれば、追加費用無料でさらに学習したい講座を自由に追加受講できる「講座受け放題」も採用しています。
さらに、一定の条件を満たす方は教育訓練給付金制度(最大70%還元)も活用できるので、コストを抑えて学習できます。
TechAcademy
コース | Python+AIセット |
金額 | 316,800円~ |
教育訓練給付制度 | 記載なし |
学習サポート | チャットサポート、オンラインメンタリング、課題レビュー |
就職・転職サポート | あり |
TechAcademyは、オンライン完結で学べるプログラミングスクールです。
Pythonコースのプランは、8週間・12週間・16週間から選べ、画像解析や価格予想など、機械学習の基礎を学ぶことができます。短期集中でPythonを学びたい、という人におすすめです。
キカガク
コース | AI人材育成長期コース |
金額 | 792,000円 |
教育訓練給付制度 | あり ※制度適用で 237,600円 |
学習サポート | チャットサポート、個別メンタリング |
就職・転職サポート | 記載なし |
ゼロからPythonをはじめとするAIの分野を長期に渡って完全網羅する事ができるeラーニングスクールです。AI人材育成長期コースの一つのコースのみで無制限で質問しながら学習でき、学習終了後も無期限でコースの視聴が出来ます。
こちらも教育訓練給付制度が適用されるのでコストを抑えて学習できます。
SAMURAI ENGINNER
コース | AIコース |
金額 | 605,000円(25,208円/月) |
教育訓練給付制度 | 記載なし |
学習サポート | 専属講師のマンツーマンレッスン、メンターサポート |
就職・転職サポート | あり |
SAMURAI ENGINNERは、専任講師によるマンツーマン専門のプログラミングスクールです。
Pythonの基礎学習に加え、チャットボットやスマートスピーカーなどを土台にAIを実装していきます。メンター(講師)が自分の希望やレベルに合わせてオーダーメイドカリキュラムを作ってくれるので、効率的に学習を進めることができます。
まとめ
Python学習に注力しているオンラインスクールを4つご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
ご自身のライフスタイルや予算に応じたスクールを選択されることがベターかと思いますが、「どこにしたら良いか分からない……迷ってしまった」という方もいらっしゃると思います。
そんな方はスクールの相談会や説明会に参加してみましょう。
具体的な目標が決まっていなくても大丈夫です。お友達に相談するような感覚で、気軽に今後のエンジニアとしての目標やご希望をお話しください。経験豊富なアドバイザーが、最適なキャリアプランや各種プランを提案してくれるはずです。
エンジニアへの未来を開きましょう!