プロフィール
大学で情報デザインを専攻。塾講師のアルバイトをきっかけにデータ分析に興味を抱く。進路を検討し大学生活を1年延長。大学5年生3月に、ワークスアイディ株式会社のデータサイエンティスト職に内定。
大学の授業とは全く違う、実践を見据えたデータ分析の世界に
ーーデータ分析を学び始めたきっかけを教えてください。
大学在学中にしていた塾講師のアルバイトが興味を持ったきっかけです。当時は生徒の進路指導をする際に、偏差値や学校の数年間に渡る成績など様々なデータを参考にしていました。その時に、それらデータを分析することで、より効率的に、かつ正確に合格可能圏内に入る高校を予測できるのではないかと考えるようになり、データ分析に興味を抱きはじめました。
ーー受講の決め手はなんでしたか?
Aidemy Premiumの他にも5つのスクールを検討していましたが、Aidemy Premiumは3ヶ月という短期間で学べることが決め手となりました。
受講前のオンライン個別相談に参加した時点で、データサイエンティストに興味がある旨を伝え、関連職種に就くために必要な講座を相談しました。相談を進める中で、機械学習の幅広い知識を身につけたいと考え、機械学習マスター講座を受講することにしました。
機械学習マスター講座
機械学習およびディープラーニング分野について、画像認識、自然言語処理、数値予測の内容を6か月間で網羅的に一挙習得することを目的とした講座です。
ーー実際受講してみて、いかがでしたか。
正直、受講開始前は金額面で迷う気持ちはありました。ただ、事前に独学でプログラミングを勉強し始めて、プログラミングやデータ分析を学ぶことの面白さを感じていたので、チューターのサポートを活用しながら最後まで学習できそうだと思えたことが後押しとなりました。Aidemy Premiumで受講して、より実践に近い形式で学ぶことができたので、今あの時受講する決断をして良かったと思っています。
独学していた頃は、調べてもわからない不明点をそのまま放置してしまったこともありました。Aidemy Premium受講中はチューターに質問や相談をすることができたので、疑問点をしっかりと解消して次に進めることができました。私はサポートの中でも、Slackで気軽にチャットで質問して回答をもらう形式が使いやすかったので主に利用していました。
ーー他の学生の方にもAidemy Premiumはおすすめできますか?また文系でもチャレンジできると思いますか?
はい、おすすめできますね!私は工業大学出身なので、講義の中でプログラミングに触れる機会があったのですが、講義となるとアカデミック寄りのちょっと難しい内容になるので、当時はプログラミングは向いていないのかもしれないな、と思っていました。しかし、Aidemy Premiumでは基礎から順に学習できたので理解しやすく、私のように講義でプログラミングは難しそうだと感じた方でも学習できると思います。
また私は理系学部の出身ではあるものの、正直高校時代は数学がずば抜けて得意というわけではなく、英語や国語とトントンでした。受講しているとハイレベルな数式は出てきますが、それでも数学1Aができていれば全然大丈夫だなと感じたので、文系の方でも高校時代数学が苦手ではなかった方ならチャレンジできると思います。
情報デザインを学んだからこそ、その道には進まなかった
ーー大学では何を専攻されていましたか。
在籍していた学科では人工知能、統計学、情報デザインから選択することができ、その中でも私は情報デザインを専攻しました。
UXデザインについて学び、「WEBデザインが、どのような意図でそのデザインになっているのか」などを研究していました。私が所属していた研究室の学生は、WEBデザイナー等のデザイン系の仕事に就く人が多かったですね。
ーーあえてデザインの仕事に進まなかった理由を教えてください。
大学ではWEBページのデザインやHTML、CSS等を学びましたが、学ぶ中でデザインはプログラミングで自動化・効率化できるのではないかと感じたんですよね。また先ほどお話したようにデータ分析への興味が強くなったこともあり、デザインの道に進みませんでした。
1ヶ月で内定獲得。書類作成のコツは?
ーー就職活動について教えてください。
Aidemy Premiumでデータ分析講座を受講したことで、「データを活用して社会の課題を解決したい」ということが就職活動の軸になりました。そのためデータサイエンス事業をしている企業に絞り、企業研究をしました。Aidemy Premiumのキャリアサポートを活用し、キャリアアドバイザーの方に相談しながら、不安な点をサポートして頂き進めていきました。
就職活動期間はすごく短くて、1ヵ月くらいでしたね。実際に応募したのは計4社でした。
ーーAidemy Premiumのキャリアサポートはどのように活用しましたか。
データ分析に関わる業界の就職活動は初めてでわからないことだらけだったので、オンラインでのキャリアカウンセリングや、求人の紹介、書類作成のアドバイスなどいろいろな場面で活用しました。
履歴書は、当時を振り返ると、意欲についてどのようにアピールするか特に悩んだことを覚えています。インターンの経験やコンペなどの実績がなかったので、少しでも採用担当者に意欲を伝えられるように、Aidemy Premiumで学んだ内容を記載しました。
また、その企業独自の強みを見つけることと、入社後にどのように貢献できるかをアピールすることの2点を意識しました。キャリアアドバイザーの方からも第三者視点でアドバイスをいただき、修正しながら履歴書を仕上げました。
ーー自己 PRではアルバイトでの実績を数字を用いて効果的にアピールされていたことが印象的です。自己PRで工夫していたことを教えてください。
私の場合はたまたま塾講師のアルバイトの査定で明確な数字が出ていたため、数字を用いた方がより具体的に伝えられるだろうと思い自己PR欄にはアルバイトについての記載をしました。また面接ではそれ以外の自己 PRエピソードを求められたので、デザインの講義でポートフォリオの順位が80人中70位だったところから、次の評価発表の時までに順位を9位まで上げたエピソードを話しました。
大切なのは「まず行動」のマインド
ーーワークスアイディ株式会社のデータサイエンティストの内定おめでとうございます!どのような点が評価されたと感じますか。
面接官からは、行動力と傾聴力が評価されたとフィードバックをいただきました。行動力に関しては、データ分析に興味を持ち、その後情報収集をして自ら学んだ姿勢を高く評価していただきました。データサイエンティストとして仕事をする際には、常に自己研鑽し自身のスキルを上げることやお客様の要望をヒアリングすることが必要となると思うので、行動力や傾聴力が評価されたことはとても嬉しいです。
ワークスアイディ株式会社では現在データサイエンティストを採用中!未経験からでも約2ヶ月の研修で安心して働ける環境がしっかり整っています。
ーー進路に悩まれている学生の方や、ITに携わる仕事に就きたいと考えている方に一言お願いします。
私は卒業後の進路を検討した結果、大学の卒業時期が他の学生より1年遅れています。大学生活を1年延長することは自分自身で決めたとはいえ、やはり精神的にダメージを受けていた時期もありました。ですが妥協しなかったからこそ、選考で自信を持って自分の意見を伝えられたのだと思います。
進路に悩んでいる人は、焦らず、何か少しでも興味が湧いたらまずはやってみることが大事だと思います。
以前はIT業界は私には縁がないだろうと思っていましたが、実際にデータ分析を学び始めてみると、少しずつ理解できるようになっていき、面白いと思えるようにまでなりました。同じようにIT業界に興味持ってる人には、ぜひ少しずつでも学習を始めてもらえればと思います。