こんにちは!Aidemyでインターンをしている、なかむーと申します。 巨大化した台風が刻々と迫る10/22(日)。そんな荒れ狂う天気の中、 我が社では活気よくIoT×AIハッカソンを開催しました!
どんな感じで開催したの?
以下の概要で開催いたしました!
- 開催期間は一日(10:00~18:00)
- 参加人数は11人(3チーム)
- チームはランダム編成
- ラズパイと各種センサ、機械学習手法を用いる
- テーマは自由
- 審査員の方(3名)はそれぞれ仮に10億円の投資予算を配分するとしたらどうするかを審査
審査員紹介
審査員として三名の方にお越しいただきました!
- 株式会社クラウドワークス 取締役COOの成田さん
- 株式会社東京大学エッジキャピタル(以下UTEC) 代表取締役社長の郷治さん
- 元MERY創業者/エンジェル投資家 の中川さん
流れ
- 各チームでアイデア練り
- ひたすらひたすら実装
- 10分程のチームの成果発表
- 審査員からのレビュー
ラズパイと機械学習を使い何かを作るといったお題でしたが、どのチームも 生活で起きる問題点を解決するプロダクトを考えていました。
どんなものを考えたの?
(1)通知を読み上げるシステム
携帯の画面に現れる通知は、いちいち携帯の画面を開き確認するのは面倒ですよね?こちらの班は、その通知を音声で読み上げてくれるシステムを考案・制作しました。
イヤホンをつけていない状態では、通知は通常通りですが、イヤホンをつけている状態では、通知の内容を読み上げてくれるシステムです。読み上げシステムにwavenetのような機械学習式音声生成システムを考えていました。
(2)正しいゴミ分別をさせるゴミ箱
社内の燃えるゴミのゴミ箱に、ペットボトルが捨てられていることがあることから、間違ったごみ捨てがされた場合、それを検知し、捨てた人を注意するゴミ箱を計画、制作しました。あらかじめゴミ箱の中の画像を取得しておき、捨てた後の画像と差分をとり、ゴミを検出します。
YOLOやSSDでゴミ付近の領域を検出し、ゴミを切り出します。その画像をVGG16を転移学習させたモデルで、捨てられたものが適切か認識し、正しい分別でなければゴミ箱が怒るといった流れです!
(3)社内の飲料水を自動補充してくれるツール
我が社にはクリスタルガイザーが常備されています。ですが、減ってきたら誰かが注文しなければなりません。そこで、クリスタルガイザーの貯蓄の様子をカメラで撮影し、ある程度減ってきたのをCNNで検知し、自動でアマゾンで注文してくれるツールになります!
水のペットボトルの検知アルゴリズムは、時間の制約上、学習済みモデルであるVGG16の「waterbottle」を利用したようです。
各審査員の評価は??
各審査員に10億円(仮)の投資予算を配分をしていただきました! 結果は以下の通りになりました。
審査員
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1班
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2班
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3班
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審査員コメント
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成田さん
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1
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5
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4
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確かにゴミ箱の分別がキチンとされていないケースが多く、着目した課題に共感できた。
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中川さん
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0
|
3
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7
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ハッカソンという短い間で、カメラ認識から自動補充スクリプトまで作り上げたのは素晴らしい。
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郷治さん
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5
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1.5
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3.5
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「音声」というテーマはホットで、今後伸びていく市場。引き続き注目したい。
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累計資金調達額
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6
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9.5
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14.5
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優勝は、14.5億円(仮)を資金調達した3班となりました! 短い間で完成度の高いプロダクトを作成できたことが大きな理由だったようです。
まとめ
様々なトラブルがあり少ない時間でのハッカソンとなりましたが、満足のいくハッカソンだったように思います。 自分も普段の業務から離れ、一から開発をすることにより良いリフレッシュになりました。 次回は、「FPGA×ML」テーマなどでハッカソンをやってみる予定です。 Aidemyでは社内で豊富な勉強会やイベントを開催していきます。
なお、Aidemyではフルタイムコミット正社員/インターン生や、ハーフコミット副業エンジニア/インターン生といった形態で、フロントエンドエンジニア(React)、バックエンドエンジニア(Node.js)、インフラエンジニア(Azure)、機械学習エンジニア、デザイナーを募集しています。 興味のある方は、代表の石川まで、TwitterでDMください twitter.com
それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までご覧くださりありがとうございました。