E資格合格の秘訣を紹介!ディープラーニングを学ぶ意義も熱く語ります!

8月のE資格試験まで残り4ヶ月を切りましたね!

今回はE資格合格者であるアイデミーのカスタマーサクセス担当の遠山と金指を招き、座談会を開きました。E資格の学習のコツや、「E資格対策講座」の活用方法、学習の意義について語ってもらいました。受検を検討されている方はぜひご一読ください!

E資格」とは?

「一般社団法人日本ディープラーニング協会」(JDLA)が実施する資格試験です。ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定するものです。

プロフィール

遠山

大手通信キャリアにてCSと商品開発を経験し、アイデミーに入社。 アイデミーのミッションである「先端技術を、経済実装する。」を元に、より良い日本への成長を目指して業務に取り組む。E資格は2021#1試験に合格。

金指

AIdemy Premium Plan講師として、試験に対する対策の質のみならず、プログラミングの指導や学習全般に対するアドバイスにも定評がある。 高専在籍時代より機械学習について学習し、フリーランスのAIエンジニアとしての経験を持つ。E資格は2019#2試験、2020#1試験に合格。

E資格学習のポイントは?

金指:数学に苦手意識を持たないことです。どれだけ数式に慣れているか、どれだけ数式と仲良くできるかがポイントです。

分野は特に線形代数と微分ですね。

具体的な数字で計算をする高校数学から11ステップ上の、具体的な数字が定まっていない、記号で表される数式に慣れることが重要です。

文系の方や、数学が苦手な方は、しっかりと数学に時間を割きたいですね。Aidemy Premium Planの「E資格対策講座」では大学数学を学んでいない方向けに基礎数学と応用数学の単元を取り扱っていますが、自分でも数学の参考書などを買って演習してみるとより理解が深まると思います。

学習のためのオススメの参考書・参考動画

遠山オススメ

金指オススメ

E資格の勉強で苦労したところは?

遠山:最新技術の分野や情報が少ない分野の出題範囲について勉強するのが難しかったです。媒体によって説明が違うので、何が正解なのか自分で判断するのに苦労しました。

金指:確かに。最新分野の単元って、原論文しか信頼できるソースがなくて、リサーチが大変なんですよね。そういった原論文は英語で記述されていることがほとんどなので、インプットがすごく大変でした。

E資格対策講座の活用方法

金指:Aidemy Premium Planの「E資格対策講座」では、最新分野の論文の内容が分かりやすく嚙み砕いて解説されているので、役立ちますよ。

また、アイデミー所属のチューターは理系的スキルが高く優秀で、受講者の質問に対する回答の質が高いんです。

さらに、認定プログラムの事業者の中では、サポートがすごく充実していると思います。ままず受講が終わってから試験までサポートがあって、もし試験に落ちてもそこから半年間サポートが伸びるというのは安心だと思いますね。


E資格試験において数学の出題自体は全体の10%程度の傾向にあるなので、まずは出題の大部分を占める機械学習や深層学習分野を優先的に学びましょう。「E資格対策講座」の受講期間が終わった後に、数学を補強するスケジュールがオススメです。講座終了後も、試験日までチャットサポートを利用できますので、チューターに難しい部分を教えてもらうことが可能です。

※サポートには一定の条件がありますので詳細はHPをご確認ください。

ディープラーニングで使うPythonの魅力とは?

遠山:Pythonは使いやすいです。ライブラリなどが一番充実しているし、とっつきやすいと思いますね。

金指:多分、他の言語を学んだことがある方、みんなそう感じたと思うんですが、僕はわかりやすくて感動しました。「あ、こんな書き方でいいのか」と、めちゃめちゃ驚きますよね。

Pythonは語っても語り切れないぐらい、僕は好きです。設計者の理念が素晴らしいんですよ。Pythonで 「import this」 という一文を書くと、Pythonがどういう理念に基づいて設計されているのかということが、ずらっと画面に表示されるんですよね。これは設計者のちょっとした遊び心なんですがけど、読んで「すげっ」と思って、Pythonを勉強する意欲が高まったのを覚えています。

実際に「import this」を実行した画面

E資格はどう役に立つ?

金指:ディープラーニングを勉強するとAIの限界を知れるんですよ。

ディープラーニングって今すごく騒がれていて、「世界を変える」「人間の仕事を奪う」「人間は食べて寝てるだけの生活になる」など、様々なイメージを持たれています。

E資格で学べるディープラーニングの最新技術などを知っておくと、AIに奪われる仕事となくならない仕事の判別が、ある程度つけられるようになるんですよね。

10年後、AIに取って変わられるであろうスキルを身につけることに時間を割いてしまうのは非効率じゃないですか。

知識があることで、自分が今後生きていく上で、「何を勉強しようかな」とか「どんなところを自分の強みにしようかな」と考えた時に、尖らせていこうとするスキルを選ぶ軸になりますよね。

遠山:汎用的な話ですが、新しい情報、新しい知識を身につけ続ける努力は重要だと思っています。

今の時代、情報変化のスピードがどんどん加速しています。また、人材競争がグローバル化し、中国やインドをはじめとした世界の優秀な人達がどんどん活躍していくと思うんですよね。

そんな中で生き残っていくために、AIをはじめとした複数の最新スキルを身につけ、人材価値を高めていくことが大事だと思います。

特にITに疎い人には、プログラミングスキルの習得がおすすめです。

プログラミングは一定の理論が分かれば、何となく世の中の仕組みが分かるんですよ。例えばWebページやExcelの仕組みなどです。

今後どんどん出てくるIT技術を使いこなせない人は、取り残されてしまいます。全ての人が、がっつりとプログラミングを実装できるようになる必要はないと思いますが、プログラミングの理論は理解したほうがいいと思います。

ブロックを組み合わせるだけでプログラミングを実装できるような、ノーコードの手法が普及しているように、今後プログラミングの理論が分からなくても、プログラミングを実装できる人がどんどん出てくると思うんですよね。そこで大事なのは、実装できるかではなくて理論を知っているかどうかなんですよ。

僕はエンジニアではありませんが、理論を知っているからちょっとした仕組みづくりでもネットで調べて何となく理解できるし、初歩的なプログラミングが出来るんですよ。それが出来るか出来ないかで、仕事の生産性や人材価値としての差がついていくと思います。

E資格を取るということはどの職種にとっても、今後普及するであろうAIに関する理論を把握できる意味で価値があると思います。


熱いメッセージをありがとうございました!

ディープラーニングを勉強すると、業務上でAI導入が可能かどうか判断できるだけでなく、AI化する分野の予想がつくことで、今後どのようにスキルを磨いていけばいいかも分かるようになりますね。義務教育でプログラミングを学んだ小学生たちも今後どんどん社会で活躍するようになっていく現代において、プログラミングの力は必須スキルと言えそうですね。

プログラミングを学びたい人、ディープラーニング・AIの仕組みを学びたい人はE資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか?

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