コロナ禍で働き方が変化し、空いた時間を活用して、副業(複業)を考えはじめた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
プログラミングスキルを生かせる業務委託案件は数多くあり、副業として挑戦しやすい分野です。様々なプログラミング言語がある中でも、Pythonは多くのプログラミング言語ランキングで上位に入る人気の言語です。
▽ プログラミング言語ランキング
オンライン学習の人気プログラミング言語ランキング1位(Ledge.ai)
ITエンジニアが2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語1位(パーソルキャリア)
2021年8月のプログラミング言語ランキング2位(Ledge.ai)
そこで今回は、プログラミング言語Pythonを活用した副業案件の獲得方法や、実務未経験からのロードマップをご紹介します。
Pythonの副業はどんな案件がある?
機械学習やPython関連の案件には、システム開発の委託を受けるような大型のものから、これまで手作業で行っていたデータ収集やデータ分析などといった、作業の自動化まで、色々な依頼があります。今回は、その中から実務未経験の方でも挑戦しやすい案件をご紹介します。
- アノテーション(機械学習で使用するデータのラベル付)
- スクレイピング(Webサイトにアクセスし、インターネット上の情報のを自動収集)
- API(あるWEBサイトから情報の取得や送信ができる窓口)からデータを管理するツール作成
- データ分析
- 作業の自動化
- メンター / 講師
初心者でも月5万円の副業収入も可能!
Pythonを活用した副業案件は、時給3,000~4,000円の案件が多い傾向にあります。
単価で数十万円や百万円の開発案件もありますが、初心者の方は作業の自動化やデータ分析といった案件から獲得していくことが現実的です。副業を始めたばかりでも、月5~10万円の収入を得ることもできます。
案件 | 単価 |
問い合わせフォームのあるHPのURL取得 | 5,000 〜 10,000円 |
チケット販売システムの開発 | 3,000~4,000円(時間単価制) |
ホテル業界のデータ分析 | 3,000~4,000円(時間単価制) |
機械学習用の教師用データ作成 | 5,000円 |
(出典:クラウドワークス ココナラ /2021年8月30日現在)
Python案件の獲得方法
ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングや、ココナラのようなスキル・時間販売型で獲得することができます。クラウドソーシングは業務を依頼したい人が案件を投稿し、案件を探している人がて応募するシステムです。反対にスキル・時間販売型は、案件を探している人が自身のスキルを公開して、業務を依頼したい人が応募するシステムです。クラウドソーシングとスキル・時間販売型サイトを両立して活用することがおすすめです。その他にも、TwitterやYOUTRUSTのようなSNSや、知人からの紹介を活用した案件獲得も可能です。自身の学習した結果や案件実績などをまとめておくと、案件獲得に役立つでしょう。
Python実務未経験から案件獲得までのロードマップ
1. プログラミングを学習し、ポートフォリオを作成
プログラミング学習にはEラーニングや書籍を活用した自己学習やプログラミングスクールの活用など、多くの方法があります。いずれにしても、質問できる人がいる環境で学習することが良いでしょう。
また学習実績や開発実績、ポートフォリオを蓄積しておくと案件獲得時に役立ちます。
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2. 簡単な案件から始める
案件の獲得方法は複数ご紹介しましたが、クラウドソーシング利用の場合には、まずは仕事を引き受けて納品完了し信頼を築くことが重要です。そのため、クラウドソーシングを利用したことがない方は、プログラミング以外(アンケートや動画を見て感想を送るなど)の簡単な案件を引き受けて納品するという工程をいくつか経験し、納品実績を作るところから始めます。AI関連の案件にはプログラミングスキルを問わないものがあるので、そういった案件に取り組むことも良いでしょう。
3. 案件数を増やす/単価の高い案件にチャレンジ
案件を数件納品完了したら、希望する案件に応募していきます。運が良ければ、1つの案件について継続受注できることもあります。まずは経験を積んでから、単価の高い案件に挑戦していきましょう。