WWDC(appleの記者発表のようなものですね)のレビューをいたします。 お役に立てれば幸いです。 今回取り上げますWWDCというカンファレンスでは、目を引く発表が多数ありました。例えば「新iMac」の発表などです。 本日の記事では、iOSに導入される「ARKit」についての内容を簡単にお伝えしようと思います。 (詳細は以下へ)
Introducing ARKit: Augmented Reality for iOS
ARKitってなにもの??
Argumented Reality =拡張現実
ポケモンGOなどで有名になったワードかと思います。 VRとの違いですが、VRはコンピューター上の仮想空間に入るのに対し、ARは現実に付加情報を乗せたもの、というイメージだそうです。ポケモンGOでは現実の地図にポケモンの情報が付加されていますね。 ARKit、つまり拡張現実をお手軽にiOSで、ということです。
ポケモンGO公式サイト
かしこまった言い方をすれば、 内蔵カメラの映像上に、2Dもしくは3Dの要素を配置する とも言えます。
↑の画像を見るとわかりますが、携帯の画面上に、現実世界にはないキャラクターがソファーに立っているのがわかりますね?こういうことです。
AR Kit でできること
含まれている主な機能は、
- motion tracking(動きを捕捉)
- scene capture (シーンを検出)
- scene prosessing(シーン処理)
- display convinience to……(AR経験を画像上に読み込むのを簡単にするディスプレイ)
これらの機能があるとなにができるのか、具体的な応用例を考えてみました。
例
これはスマホのカメラでラーメン屋さんの看板を見たイメージです。見ただけで値段と味の種類と食べログ評価が分かると思います。ネットで調べるより感覚的ですね。 このように画像に情報を付加させることができます。 今回はラーメン屋さんですが、美容院や歯医者さんでもできると思います。
広がる AR アプリの可能性
他にも
- 会社案内アプリ →オフィスのどこに何課があり、事業概要が○○で、顔にやっている仕事がでてくる
- 動物園の動物紹介アプリ →名前とか出身国のほかに、飼育員さんの推しポイント!
- 勉強アプリ →大名の顔から名前が浮き上がってきて、自分のストーリーを語り始める
のような面白くて役に立つアプリケーションをすぐに作れそうですね。現実に情報を簡単に付加できるようになった、ということがポイントだと思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。