今回は、Aidemy Premium卒業生で、データサイエンス事業の立ち上げメンバーとして転職に成功されたY.S.さんにインタビューしました。
プロフィール
大学卒業後、新卒で国家公務員に。フランス駐在時に大学院に進学。帰国後に転職し、インフラエンジニアとして運用保守や開発に携わる。以前から興味を持っていたKaggleに挑戦したいと考え、Aidemy Premiumの実践データサイエンス講座を3ヶ月間受講。その後、趣味と仕事を一致させたいと考えるようになり、転職活動を開始。現在は、IT企業でデータサイエンスの新規事業立ち上げメンバーとして従事。
駐在時に感じた、海外と日本のITスキルの差
ーーAIやプログラミングには、いつ興味を持ったのですか。
AIやプログラミングには大学時代から興味を持っていました。
「AIらしさと人間らしさの違い」に関心をもち、「 AIと人間を分かつ同一性は何か」という論文を書きました。
研究を進める中で、手を動かしてシステムを作りたいと思うようになり、プログラミングにも関心を持つようになりました。
ーーAidemy Premiumの受講前に、データやプログラミングを活用する機会はありましたか。
はい、国家公務員として働いている時は経済分析を担当していました。経済統計を見たり、Excelを使った相関分析などを行ったりしてデータを活用していました。
また、前職がインフラエンジニアだったので、簡単なスクリプトを書いてインフラのシステム運用開発で活用したり、ExcelのVBAを活用したりしていました。Excel上に情報を集めるなどの簡単な作業は、Pythonを使って効率化も実現していました。
ーーAIの中でもデータ分析やKaggleに興味を持ったきっかけを教えてください。
きっかけはフランスの役所に駐在していた時です。現地の職員が能動的にデータを分析するなど、ITスキルが高いことに驚きました。日本で働いていた時は、まだデータを活用できる人はごく一部に限られる印象だったので、ITスキルに関しては海外と日本の差を感じました。
そこで改めて、データを活用できるようになりたいと考え、独学で学び始めました。スキルの取得の仕方は様々あると思うのですが、私にはコンペティション形式が合っていると思い、最も有名なKaggleに興味を持ちました。
体系的に学びたい!独学からAidemy Premium受講へ
ーー独学する中で、なぜAidemy Premiumでの受講を考えたのですか。
手を動かしてコードを書くスキルを伸ばしたいと思ったからです。独学の時は書籍やオンラインのプログラミング学習サイトを活用していたので、かねてから関心があったプログラミングスクールに通うことを考えました。
講座の内容や自分のペースで進められることを条件に検討したところ、Aidemy Premiumを知りました。私が興味を持つAIやKaggleに特化した講座があることや、自分のペースで学べることが決め手です。
事前に口コミやAidemy Premiumのサイトなどでも調べましたが、最終的にはオンライン個別相談会で説明を受けて、担当の方が信頼できると思ったのでAidemy Premiumに決めました。
ーー実際に学習してみていかがでしたか。
徐々に難易度を上げながら、ゴールに向けて必要な内容をインプットできるよう講座のカリキュラムが設計されていたので、学びやすかったです。
私は外国語とプログラミングの学び方は似ていると思っています。例えば中学校1年生で学ぶ内容がわからないと、2年生以降に学ぶ内容は理解することが難しいと思います。プログラミングも同じで、基礎を積み上げて理解していくものだと考えています。Aidemy Premiumの講座も積み上げ方式で教材が用意されていたのでスムーズに進みました。
また、学び放題システムに私は好奇心をくすぐられましたね。受講期間中は実践データサイエンス講座以外の講座の内容も学ぶことができました。
学び放題システム
受講講座として選択いただいた講座のカリキュラムに含まれていない教材も、カリキュラムの修了後に自由に追加して学習することができます。
※学び放題システムの対象講座はAIアプリ開発講座、自然言語処理講座、データ分析講座、実践データサイエンス講座です。
新規事業の立ち上げメンバーとして転職成功
ーー転職先について教えてください。
都内にある受託開発を事業とする企業に、データサイエンスを利用した新規事業の立ち上げメンバーとして内定をいただきました。将来的にマネジメントのキャリアパスもある総合職として入社します。フルリモートで働くことができるので、今後進学予定の大学院での研究と仕事を両立しやすい環境が嬉しいです。
ーー最後に今後の展望をお聞かせください。
まずは開発案件に携わる予定ですが、新規事業なのでプリセールスなど様々な業務を経験したいと思っています。新規事業の立ち上げメンバーという重要なポジションだと思うので、成功できるよう頑張ります。
また、長期的な視点では、プロスポーツ分野のデータサイエンティストにも関心があります。NBAや海外のバスケットボールのプロリーグだと、チーム内にITの戦略者がいて、顧客集客やチーム運営などに分析したデータが活用されているそうです。私はバスケットボールが好きなのでゆくゆくは関わりたいと考えています。